不道徳かつ地獄的なパラノイア

自称作家が何の根拠もない嘘八百を語るブログ

こういうオチのある話をしようじゃないか。

『大変なことが起きた。』

興味のない広告、内容のないゴシップに15分も考察の時間をとる昼下がりの情報番組。

普段見もしないだろうに、映画の番宣だけで呼ばれた俳優がワイプでしたり顔をしていた。

私はこういう関西っぽいどうでもいい番組とそれを見ている時の空気は好きだ。だが、同時に虚しくもなる。

 

夕方になると、先程までとは打って変わって、今日起きた事件のことについて色々事細かな情報が流れ始める。

 

昼間はあんなに平和そうだったのに、夕方になったらだいたい人が死んでいる。そういう些細なことに虚しさを感じたりする。

そんな徒然を思い描いている時、事件は起きた。

 

テレビから、小気味の良い音楽とともにこんな広告が流れたからだ。

 

月見バーガー!食べたらきっと秋が来る!』

 

その刹那。

 

雷に打たれたような衝撃

 

膝から崩れ落ちそうになる圧倒的敗北感

 

やられた。

 

私はまたしてやられたのだ。

 

いつの間にか、『大変なことが起きた。』

 

いや、もっといえば、秋に乗り遅れた。

 

以前、夏が来ていたことに気づかないといったが...。

 

いや、いったよ?いったけどさ。

 

すでに秋は私の前を過ぎ去って、遠い存在になったんだ。

 

月見バーガー』とやらを食わないと、秋についていくことができないんだ!!

 

あぁ、はフォーシーズンに嫌われているのか

 

私が何をしたっていうんだ。

 

どうすれば、月見バーガーを手に入れることが出来るんだ。うぉぉ、早く俺に月見バーガーをくれ!!食わせてくれ!!!

 

でも大量に食べるのは厳禁だ。

 

『食べたらきっと、飽きがくる。』

 

お後がよろしいようで。